異界はいいけど
怪談話を読んだり・聞いたりしていると、異界はいいけど パラレルワールドは面白くないというか、完全に説明できてしまうから、白けてしまうところがある。
勘違い・記憶時の間違い・記憶の混乱・嘘、はたまた "記憶は嘘をつく" なんて言われると、全て説明できてしまう。
しかし、パラレルワールドは本当にそんなものばかりなのだろうか?
ちょっとづつ違う世界が無限にあるというのは、私は無いと思う。
でも、"選ばれなかった過去" や "可能性の未来" が、個人個人で入り乱れているわけだから、そういったものと交差してしまうことはあるはずで、それがパラレルワールドとして認識されてしまうことはある。
実のところ、パラレルワールドはダイナミックで面白い話なのかもしれない。