パラレルワールド
ここでは、パラレルワールドのお話です。
単に「パラレルワールド」と聞くと、図 -その1- のように全ての分岐(ぶんき)が生きていて、ちょっとづつ違う世界があると考えがちですが、これは有り得ないのではないかと考えています。
なぜなら、単純に多すぎるということで、オカルトが好きな人の中には少なからず霊の存在を信じていたり、存在を感じたことがある方もいると思いますが、このタイプのパラレルワールドが存在するとなると、一人の霊が無限に分裂することになるからです。
もちろん、他の人も無限に分岐しますし、複雑怪奇に絡み合うことは避けられません。
なお、アカシックレコードでは、パラレルワールドの正しい情報を見ることはできません。あまりにも、いい加減な情報がありふれすぎていると言うのもありますが、そもそもこれは宇宙の奥義に当たることなので、隠されているのかもしれません。
しかし、これの打開策ともいうべき考え方もあります。
図 -その2- を見てください。
これは、i から分岐していくんですけど、選ばれたものと選ばれなかったものが存在します。
つまり i から見ると、その後の分岐は全て "可能性の未来" です。記録上は存在するかもしれませんが、その人の人生は i → iib → iiibB → ivbBa の1本しか存在しません。
逆に ivbBa の状態から見るとその1本以外は、他の分岐は全て "選ばれなかった過去" または "選びようのない現在" となるわけです。
そして、こういった考えとは全く別物で、going my way. 的な考え方として「我々が存在している宇宙以外にたくさんの宇宙があり、そのたくさんの宇宙の受け皿とも言える "大宇宙" があり、その大宇宙の受け皿とも言える "超宇宙" がある」という考え方です。
そして、それぞれの宇宙・大宇宙は関連性は全くない存在であるということです。
そもそもパラレルワールドとは "並行宇宙" ということなので、まんざら悪くもない考え方です。
しかし、この考えは正しいかもしれませんが、これは果たしてオカルト的には "パラレルワールド" と言ってよいものかどうか悩みます。
*大宇宙・超宇宙 という呼び名は、便宜上の都合のため私が付けました。